2004.11.22 日本名水百選・くじゅうの池山水源に行ってきました。
今年の夏にくじゅうに初めて車で行ったとき、偶然迷い込んで見つけた、「日本名水百選・池山水源」に、先日また行ってきました。

くじゅうも含め、阿蘇国立公園のなかには、名水が湧き出ているところがとてもたくさんあります。
そんなに何カ所も行ったわけではないのですが、この池山水源は、つれあい共々、一目で気に入った場所なんです。
林のなかに、約10m四方の浅い池ができていて、そのなかから水がたくさん湧き出ているのが分かります。
湧出量は、1分間に数十トンとかなりな量で、その池から左下の画像のように、川となって水が流れているのです。

とにかく空気と水がとてもキレイでマイナスイオンたっぷり!
右の画像でもおわかりかと思いますが、池の底までくっきり見えて、きれいな水でしか育たない水草がたくさん生えていました。
池の真ん中には、300年前の水害で流されて行方不明になり、20年くらい前に偶然掘り出された小さな水神様が、その身に苔とシダを纏い、静かにたたずんでおられます。

この日はペットボトルを忘れてしまい、水を汲んで帰ることができませんでしたが、別府からは車で1時間ちょっとなので、また行ってみたいと思っています。
2004.11.18 レモンユーカリの育て方のコツは、水やりにあり!
こちらの葉は繊毛がまったくありません。先端までツルツルなのがわかりますか? 先月、「もーいーや!枯れてダメになっても!」と、すべての枝を剪定し、まるで支柱のような状態にしてしまったレモンユーカリですが、右の画像のように、だいたい30cm前後の枝が何本もはえてきました。

このレモンユーカリは剪定後、育つと思っていなかったので、3週間程度水やりもせず、ベランダの隅のほうに置きっぱなしにしていました。
なので、かなり新芽が伸びてからようやく気づいたのですが、このすべての新芽には、繊毛が生えていたのです!
このレモンユーカリは一昨年購入したものですが、当初30cmくらいの苗のときは、すべての葉に繊毛は生えていました。
ところが、大きくなるにつれ、葉からは繊毛は消え、新芽もツルツルのものばかり生えてきていたのです。
レモンユーカリの香りは、この繊毛を刺激することによって香ります。
なので、ツルツルの葉ですっかり香りの薄くなってしまったレモンユーカリを眺めながら、どーしてこうなってしまったのか理由が分からず、途方に暮れていたのでした。

今回、繊毛でびっしりの新芽を見、その後水やりをし始めてから繊毛がまた減ってきたのを見て、私は、レモンユーカリについての一つの仮説を立てました。
それは、ユーカリの原産地の気候にカギがあります。
ユーカリの原産地、オーストラリアの気候は、とても乾燥しています。
なので、このユーカリへの水やりは、他の植物とは違い、ほんとうに控えめでいいのではないでしょうか?
現に、繊毛が減ってきてから水やりをやめて、もう2週間以上になりますが、生えてくる新芽には再び繊毛がついてくるようになりました。
あるオーストラリアの植物を育てておられる方のサイトにも、同じような感想が書かれているのを見て、私は確信を得たのでした。

みなさんのお宅のレモンユーカリの葉には、繊毛は生えていますか?
もし生えていなければ、水のやりすぎだと思います。
思い切って2〜3週間水やりを断ってみてください。新芽には繊毛が生えてくると思います。
繊毛があるのとないのとでは、香りが天と地の差ですよ!
たったひと月で、こんなに枝が伸びてきました。
だいたい、20〜40cmの枝が10本くらい生えています。
繊毛の生えた葉のほうが多いですが、若干ツルツルの葉が混じっています。繊毛の生えた葉の枝は張りがあり、上向きに伸びていますが、以前繊毛のない葉の枝が伸びたときは、下向きにしだれるように伸びていました。繊毛は、樹形にまで影響があるようです。
こちらの葉は、葉の先端まで繊毛がびっしり生えてます。
少し触れただけでレモンの強い香りがします。
2004.11.15 ベランダでこの時期、ゼッタイに必要なもの。
この時期のベランダで、ガーデナーにとって不可欠なもの。。。それは「温湿度計」だと、私は考えます。

気温の寒暖差が、急に激しくなるこの時期、耐寒性の弱い植物、半耐寒性の植物にとって、一日の最低気温によっては命取りになることもしばしば。。。
それを防ぐためにも、天気予報の最低気温のチェックと、いまのベランダの気温が何度あるのかのチェックがとても大切です。

そこで、この時期我が家のベランダに登場するのが、この温湿度計です。
ほんとうは、室外用の温湿度計がイチバンよいのですが、室外用って、なかなかお手頃なお値段のものは売ってないのよね。
なので、いつも室内用の温湿度計を、直射日光や雨が当たらないように、何かの箱を囲いにして、ベランダに置いています。

ただの温度計でもいいんじゃないの?とも思うのですが、湿度計がついていると、水やりの目安がついて便利なんですよ。
これまでの季節では、土の表面が乾いてから・・・というのが水やりの目安だったのですが、これからの季節は、土の表面が乾いただけでなく、もっと乾燥気味に育ててやらなければいけません。
この時期から水やりを少しずつ減らしていき、乾燥気味に育ててやることで、根が糖質を蓄えて、冬の寒さに耐えることができるようになるのです。
しかし!完全に鉢の土を乾かしてしまうと、当然ながら植物は枯れてしまいます。
その土の乾燥の目安として、湿度計で50%未満の状態が数日続いたら、鉢の中も乾燥していると想像できるわけです。

ちなみに、弱耐寒性のレモンバーベナ、レモンユーカリなどは最低気温が15〜10℃、半耐寒性のセンティッド・ゼラニューム、ラベンダーの一部の種類などは5〜0℃で、室内管理するのが確実です。
2004.11.12 コガネムシ被害!果たしてルーは本当にコンパニオンプランツとして効果があるのか?
またまたヤラレちまいましたぁ〜!右の画像はコガネムシの幼虫でございます〜!!
今回の被害者は、「キャンディーミント」。。。
ここ数年、毎年被害に遭っているので、もう分かりますねっ。幼虫が育っていると。
土の表面が、根が張っているはずなのにフカフカしている。土がなかなか乾かずいつも湿って、ジャリジャリし始めた・・となると、それはコガネムシの幼虫の仕業ですっ!間違いないっ。。。
そんな鉢の土を少し掘り返すと、右画像のよーな、立派に育っているカブトムシの幼虫をちょっとスリムにして、茶色いお面を被したよーな虫が出てくるはずっ。
そいで、ここで登場するのが、コガネムシのコンパニオンプランツ、「ルー」でございますっ。
ここ数年立て続けに被害に遭ってるコガネムシ対策として、コガネムシのコンパニオンプランツ、ま、謂わばコガネムシの天敵ですね。そのルーを昨年購入したわけですが、やはり近くに置いておくか、一緒に植えてないと効果はないのかもしれませんねぇ。

コガネムシの幼虫は、そのルーの匂いが嫌いらしいので、試しに鉢の表面にびっちり葉を覆ってみました。それが左の画像。。。
それから数日様子を見ましたが、なんだかねぇ・・・。あいかわらず幼虫さんたちは元気に育ってましたよ。
そいでもって、様子を見ているあいだに、キャンディーミントの根っこはすべて食べられてしまい、全滅してしまいましたぁ〜!!とてもよい香りのミントだったのにぃ〜(T^T)
みなさま、実験もほどほどにぃ・・・(−−;)
new! 2004.11.10 ベランダの冬じたく(10)・・・ユリオプスデージー編
ベランダの冬じたくは、これまたハーブではございませんが、我が家で初めての冬越しをするユリオプスデージー編でございます。
元々の花は、左上の画像の黄色い花ですね。
最近では非常にポピュラーな植物で、地植えするととても大きな株に育ちます。

実はワタクシ、ユリオプスデージーを育てるのは今回が初めて。。。
んで、初めての冬越しに、なぁーんにも調べずにいきなり強剪定してしまったわけです。( ̄ー ̄;ゞ
それが右の画像ね。かなり貧相な姿になってます。はい。

その後、ちょっと不安になり、調べましたところ、ユリオプスデージーはこの時期、剪定するものではなかったんですねぇ。(爆)ちょっと時期が遅すぎました。はい。
本来ならば成長期の春、もしくは秋の直前くらいでしょうか。その頃剪定すべきだったよーです。
そーすると、茎ばかり伸びてバランスが悪い株にならずに、コンパクトな樹形のまま、こんもりと美しい株になるようです。

ところが・・・別府おそるべし!
ここ最近の、25℃以上の気温が続く日々のため、新芽が続々と吹き出しちゃいましたぁ〜♪あははは〜。それが左下の画像。
これは・・・どーなんでしょーねぇ?この新芽は冬を越してくれるんでしょーか??
不安でしょーがないんですけど。。。( ̄▽ ̄;
2004.11.8 ベランダの冬じたく(9)・・・ワイヤープランツ編
ベランダの冬じたくは、ハーブではございませんが、我が家で3年目を迎えたワイヤープランツ編でございます。
右の画像では全くわかりませんが(笑)、左の画像のような小さな花が、ただいま満開の花盛りなんですねぇ。
ワイヤープランツの花は、わかりにくい上に、開花期間がとても長いです。まあこれも、ココが別府ゆえということもあるんでしょーが、だいたいお盆の暑さのピークを越えたあたりから咲き始め、秋の終わりまで咲き続けます。
ワイヤープランツという植物は、非常に成長が旺盛で、挿し芽でも簡単に根付き、置き場所もあまり選ばないという、園芸初心者でも育てやすい植物なんですねぇ。
ただ注意点が一つだけ・・・「水切れさせないこと!」。
一度でも水切れさせると、葉があっという間に黄色くなり、どんどん落葉し始めます。
それで「あ〜枯れちゃったのね」と、決して諦めてはいけませんっ!この状態では、根までは枯れていないことが多いのです。
そうなった場合、すぐに根元を5〜10cm残してすべて切り戻してやりましょう。枯れていなければ10日前後で新芽が出てき始めます。
あ、肝心の冬じたくですが・・・(笑)。この時期、短く刈り込むと、そのまま枯れてしまう可能性がありますので、夏の間に伸びきってこんがらがってしまった茎を1/3〜1/2くらいに軽く剪定しておきます。
暖かい地方でしたら、霜の当たらない場所に置けば外でも越冬可能ですが、それ以外の場所でしたら室内で越冬させた方が無難でしょう。
春の、新芽が出る直前に、根元から5〜10cmのところで切り戻せば、新芽が吹き出して、葉の密な美しい株になりますよ。
2004.11.4 ベランダの冬じたく(8)・・・センティッド・ゼラニューム編
ベランダの冬じたくは、センティッド・ゼラニューム編でございます。
画像左から、「ローズ・ゼラニューム」、「ナツメグ・ゼラニューム」ですねー。
我が家にセンティッド・ゼラニュームはもう一つ、「ミント・ゼラニューム」があるのですが、この時期の主役はやはり、この2つのセンティッド・ゼラニュームですねっ!

なぜこの2つがこの時期の主役かといーますと、この2つのゼラニュームは、それはそれは美しく紅葉するんでございます。
画像でも、左のローズ・ゼラニュームのほうはもう黄色がかって紅葉が始まっていますね。
これがもう少し寒くなると、黄色が金色っぽくなってきたり、赤みがかってきたりして、その移り変わりの日々を見つめるのが、この時期のベランダの、私の一番の楽しみなんです。

・・・あ、肝心の冬じたくですが。。。(笑)
成長期に大きく伸びたセンティッド・ゼラニュームは、バランスが非常に悪くなっていますので、だいたい1/3〜1/2に切りつめます。この時期は、切りすぎないことがポイント。
バランスの悪い枝だけを間引くつもりで。。。
関東以南では、外でも越冬はしますが、我が家では「樹形の美しさがセンティッド・ゼラニュームの命!」と考えておりますので、ナツメグ・ゼラニューム以外は毎冬、室内管理をしています。
また植え替えについてですが、センティッド・ゼラニュームの場合、私はだいたい2〜3年おきにやってます。
ちなみに、このローズ・ゼラニュームは今年2年目、ナツメグ・ゼラニュームは4年経ち、ナツメグ・ゼラニュームは昨年鉢替えをしただけです。
これは私の持論ですが、センティッド・ゼラニュームは、あまり鉢替えをしなくてもよいような気がします。そのほうが、密に葉が茂り、花もよく咲くような感じがするのです。
ただ、水やりの際、水がウォーターポケット部分に溜まって、なかなかしみ込んでいかない場合は、明らかに根詰まりを起こしてますので、鉢替えをしましょう。

そして、春になって外に移すときに、間延びした枝をもう一度切りつめ、さらに伸びた後の樹形をイメージしながら、形を整えるつもりで剪定していきます。
センティッド・ゼラニュームは、かなり切りつめても大丈夫。いたるところから芽が吹き出てきます。
冬じたくの最後には、お礼肥と苦土石灰を施してやるのを忘れずに。。。
2004.11.1 ベランダの冬じたく(7)・・・ミント編
我が家ではミントの冬じたくを、私が1週間家を留守にする以前に行ったので、かなり短く剪定したのですが、もうすっかり伸びてきてますね。( ̄ー ̄;ゞ
画像左側が「スペアミント」、右側が「オーデコロンミント」です。

ミントは、冬のあいだ、地上部が枯れ果ててしまい、すっかりみすぼらしくなります。
この時期、根元からしっかり剪定しておくことは、美しい株を保つためにも、また害虫やその卵を、心ならずも越冬させてしまうのを防ぐためにも、とても大切なことなのです。

このミントの株は、この夏に購入したばかりで、少し大きめの鉢に植え替えていましたので、鉢替えは今年はしません。
しかし、ミントは根が増えて根詰まりしやすいハーブですので、2年目、もしくは、水やりしたときに水がなかなかしみ込んでいかない・・・という場合は、鉢替えする必要があります。
また、お礼肥と苦土石灰も忘れずに。。。











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